どん兵衛×鬼滅コラボ商品が発売開始されたらしい

日清食品の人気商品といえば「どん兵衛」が真っ先に思い浮かんでしまうほど、私は子どもの頃からお世話になってきました。もっちりな麺と天ぷらでいえば「サクサク食感」、おあげでいえば「ジューシー感」とても大好きです。そんな「どん兵衛」と人気漫画「鬼滅の刃」がコラボしたようなので調べてみました。

どん兵衛の歴史

どん兵衛に関しては知ってる人も、何度も食べたことある人も多いかと思いますが、ここで改めてご紹介します。

1976年に誕生し、未だに売れ続けているロングセラー商品です。ほかの和風カップ麺との差別化を図るため、どん兵衛はマーケティングの手法を取り入れ開発されました。それは、消費者が求めるものを作るということでした。結果、どんぶり型の容器、麺はうどんらしく白く・太くという本格派の製品になりました。業界初のどんぶり型容器の誕生です。当時から今でもなのですが、特に画期的だったのが、東西で異なる2種類のつゆを分けているということです。「きつねうどん」も「天ぷらそば」も発売と同時に売れに売れたようです。以来、本格和風カップ麺のパイオニアとして市場を牽引してきたわけなのですが、その勢いがいまなお続いているのがどん兵衛の強みなのだと思います。

どん兵衛のプロモーション(昭和)

どん兵衛は他社商品より売るために、プロモーションにも力を入れていたようです。

  • 戦略① お揚げを大きくしてみせる

当時のどんぶり型のカップ麺は製品の質・量とも大きく変わったところはなかったようです。そこで、どん兵衛が仕掛けたのが「お揚げの大きさ」の差別化でした。お揚げが1.5倍くらいになり、cm等でもわかりやすく演出していたようです。消費者にとっても違いがわかりやすいプロモーションになったのだと思います。他に違いがないならお揚げ大きい方を買いたくなりますよね。

  • 戦略② どん兵衛のキャラクターを作る

当時キツネのキャラクターを作り、キャンペーンのバリエーショングッズを作り、どん兵衛の購買を増やすよう努めていました。当時のキャラクターはあまり浸透しなかったようですが、グッズ欲しさに買っていた人も多かったのではないでしょうか。

  • 戦略③ 年越しは、どん兵衛

cmで大々的に打ち出した内容ですが、年越しに生そばではなく、手軽にカップ麺を年越しそばとして食べるという内容でした。当時は賛否両論あったと思いますが、いまだに根付いている印象をつくれたことは大きいと思います。

鬼滅の刃コラボ内容

今回、日清食品は、「日清のどん兵衛 きつねうどん」「日清のどん兵衛 天ぷらそば」「日清焼そばU.F.O.」の『鬼滅の刃』コラボ限定パッケージ商品を4日に新発売しました。

今回「どん兵衛」と「U.F.O.」の発売45周年を記念した特別コラボ商品となっていてアニメの制作スタジオである「ufotable」の描き下ろしによる炭治郎、煉獄(「煉」は「火+東」が正しい表記)、猗窩座のイラストをデザインした限定パッケージ商品となっています。

商品名に特徴があって、炭治郎が登場する「きつねうどん」は商品名が「きめつうどん」に、煉獄が登場する「天ぷらそば」は、「炎ぷらそば」に変わっているなど、イラストだけではないコラボが楽しめます。また、どうやらうどんとそばの写真が東日本と西日本で微妙に違うらしいです。細かいところまでこだわっていますね。今回まだ、商品購入できていないので、是非、お手にとって商品名だったり、見てみてください。

さらにキャンペーンとして、発売45周年にちなみ、45種の「どん兵衛&U.F.O.×鬼滅の刃オリジナルシール」をコレクションした「コンプリートファイル」が当選するTwitterフォロー&リツイートキャンペーンも併せて実施されるそうです。コレクターにとては絶対に欲しい一品になりそうですね。

どん兵衛は味は美味いし、プロモーションもすごかった

今回「鬼滅の刃」コラボ商品で話題になっているどん兵衛ですが、ここまでロングセラーで売れているということは味も美味いし、プロモーションも旨いということだと思います。実際、また食べたくなる味ですし、cm等でみることもありますし、認知度もすごいと思います。このコラボをきっかけにまた、多くの人に食べてもらい、認知度を上げていくのでしょうね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。また、次の記事も読んでいただけたら幸いです。