Google Pixel Watchへの期待

ここ数年デジタルウォッチといえばApple Watchをつけている人が多いように思えます。その他、海外メーカーも含め徐々に浸透してきていますが、2022年10月ついにGoogleがスマートウォッチを発売するとのことで、関連記事を調べてみました。

Google Pixel Watchについて

Googleが5月に開発者向けのビッグイベント「Google I/O 2022」にて、同社およびPixelブランド初のスマートウォッチ「Pixel Watch」(ピクセルウォッチ)を正式発表しました。一般的なスマートウォッチとは大きく異なる大胆なドーム形状のデザインに、パーフェクトフィットするカーブエッジのディスプレイ、触覚的に時計を操作できるリューズを備え、リサイクルされたステンレス素材を使用しているとのことで他のスマートウォッチとは一味違うようで期待値は非常に高いです。アップルウォッチ同様、気分に合わせて簡単に交換できるバンドも用意されおり、今回Google初のスマートウォッチになります。既に付属品の販売は始まっているようです。

特徴まとめ

Pixel Watchについてその特徴をまとめてみました。

形状はドーム型

Pixel Watchの形状は一般的な時計と同じ丸型で、ぷっくり膨らんだドーム形状の斬新なデザインを採用しているとのことです。時計の上半分がカーブディスプレイで覆われたツルッとした美しい見た目です。ボディの約1/3がガラスで覆われ、側面は環境に優しいリサイクルされたステンレス素材が使用されています。

バンドは交換可能

Pixel Watchのバンドは、アップルウォッチ同様、その日の気分に合わせて簡単に交換することができるようです。アップルウォッチのスポーツバンドのようなシリコン製のバンドの他、レザーや金属を使ったバンドも用意されているとの噂もあります。アップルウォッチでは、本体とバンドの接合部の素材と色が不揃いになることもありますが、ステンレス素材で統一できるPixel Watchは、本体とバンドの統一感がより高くなると予想されています。

選べる文字盤の種類も豊富

事前に公開されている動画で文字盤の豊富さが噂されています。さまざまな図形を12時間ダイヤルに並べるなどGoogleっぽさもある文字盤は人気が出そうです。下記にまとめてみました。

  • ▲■●など色々な形を12時間ダイヤルに並べたGoogleらしい文字盤
  • 数字をスクエアに配置したシンプルな文字盤
  • 長針と短針と心拍だけの文字盤
  • 小さいアナログ時計と気温・日付・心拍数を左右に配置した文字盤
  • Fitbitと連動した運動量特化の文字盤
  • 1/3/6/9に図形を配置したベーシックなアナログの文字盤
  • 中心から時・分・秒を配置した回転式の文字盤

Pixel Watchで何ができる?

では、Pixel Watchでできることとは何があるのでしょうか。確認できている内容をまとめてみました。

Pixel Watchでは、健康・フィットネス機能に加えて、便利なタッチ決済(非接触決済)、Googleマップを使ったルート案内、スマート家電の操作などが可能です。アップルウォッチと機能的には遜色ないようです。

タッチ決済に関しては、Pixel Watchは新しいGoogle Walletでタッチ決済(非接触決済)にも対応します。

Suicaなどへの対応に関しては現時点ではまだ確定の情報は出ていないようです。このご時世ですし、対応しているとは思いますが、確定情報を待ちましょう。

健康管理とフィットネス機能

スマートウォッチの機能で健康管理とフィットネス機能はとても高い人気です。GoogleはPixel Watchを発売するにあたって数年前から準備を進めていて、健康とフィットネス管理で高い人気を人気を誇るスマートバンドメーカーFitbitを買収しています。Pixel WatchにFitbitを深く統合して、業界をリードする健康とフィットネス体験を提供すると発表しています。非常に期待が高いですね。具体的な機能としては、連続的な心拍数の測定と睡眠トラッキングによる健康状態の把握、5日間で何日エクササイズしたか、7時間のうちに何時間動いたか、ワークアウト中のアクティブゾーン(運動量)の確認、フィットネスの成績・進捗のトラッキングが可能とのことです。もちろん定番の歩数計もついています。

ルート案内

Pixel Watchのディスプレイで目的地へのルートを確認することもできます。このルート案内機能はスマートフォンがなくても利用できるとのことです。スマホをポケットから取り出すことなくルートを確認できるため、自転車やバイクに乗っているときは信号待ちの時間に道を確認するなど便利だと思います。

iPhoneでも対応できるのか

残念なことにiPhoneとの連携はできないようです。詳しい理由は明かしていませんが、iOSをサポートするFitbitと差別化した買ったのかもしれませんね。また、Pixel Watchを利用するには、Android 8.0以降を搭載したスマートフォンとGoogleアカウントが必要です。また、すべての健康とフィットネス機能を利用するには、Fitbitアカウントが必要と案内されています。

まとめ

今までスマートウォッチといえばアップルウォッチでした。今回Googleから新たにスマートウォッチが発売され、どこまでシェアが取れるか注目です。最近は日本国内でもiPhone以外のスマートフォンもシェアを拡大してきているので割合を考えれば現在アップルウォッチを使っている人も乗り換える人が増えるのではないでしょうか。