ワクチン接種証明アプリ「ワクパス」が近日中にリリースされるらしい

2021年10月9日

コロナワクチンの希望接種者が徐々に増えている状況と緊急事態宣言が解除されたことにより、コロナ前の生活に少しずつ戻ってきているように感じます。そんな中、ワクチン接種アプリがリリースされるということなので、調べてみました。

ワクチン接種アプリ「ワクパス」　概要①

一般社団法人メディカルチェック推進機構とICheckが10月6日、新型コロナワクチン接種証明アプリ「ワクパス」の提供を発表しました。

「ワクパス」は、民間初のワクチン接種証明アプリで、各地の医療機関や自治体が発行した、新型コロナウイルスのワクチン接種済証(記録書)をデジタル化したものになります。ワクチン接種済証と顔写真付きの身分証明書をスマートフォンのカメラで撮影して登録すると、賛同企業の対象店舗やICheckのオンラインストアで、特典を受けることができるようです。アプリは「App Store」「Google Play」から無料でダウンロードできます。

アプリのリリース日は10月6日を予定していたのですが、現在Google・Appleともにアプリ承認待ちの状態で審査に時間がかかっており、提供開始は近日中を予定しているとのことです。承認遅延の理由には、コロナ関連というセンシティブな内容から、通常の審査より時間がかかっていることが想定されるということです。

ワクチン接種アプリ「ワクパス」　概要②

「ワクパス」アプリは全ての機能が無料で利用できるようです。

現在わかっている機能としては

上記の機能が利用できるようです。

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「ワクパス」賛同企業・団体と特典

このワクパスは賛同企業によって特典もあります。まだ、一部しか紹介されていませんが、現状で発表されている企業と内容をご紹介させていただきます。※まだ、確定ではないので、あくまで参考としてご紹介させていただきます。

APAホテル・・・全国のアパホテルでチェックアウトの１時間延長などを検討

HIS・・・独自プランを検討

カッパ・クリエイト・・・会計時に10%オフ

オリーブスパ・・・提示で特別品をプレゼント

鹿島アントラーズ・・・声出し応援特別席の用意を検討

その他、サンワサプライ・日本たばこ産業・東京商工会議所などが賛同企業・団体として入っていました。また、ここで挙げた企業・団体以外にも複数の企業や団体から前向きな検討・賛意を受けている状況で、今後も増えていくと思われます。

賛同企業は、アプリ上に特典を無料掲載することができて、集客にもつながると考えられています。既にワクチン接種者を対象とした特典を実施している場合は、アプリ上で連携することができます。

ICheckの山口慶剛取締役は、「(ワクパスは)ワクチン接種の促進と停滞している経済活動の正常化を目指して開発した。一方で、アレルギーなどの理由から接種できない方々に、決して不利益を与えることがないよう重々配慮し、検査証明など代替措置の検討も進めていきたい」としています。アプリなので、ダウンロードをするしないは個人の自由ですが、確かになんらかの理由でワクチン接種できない人たちのことも考えてくれれば、アプリの浸透率も変わってくると思われます。

そして、今後の機能拡張として、海外渡航に際してのグローバルパスの連携、陰性証明書の発行、３回目のブースター接種への対応なども検討しているそうです。

今後の社会の流れに合うような、色々な機能拡張に期待してしまいます。

お店も利用者も少しでも安心できるアプリの誕生

この「ワクパス」が浸透すれば、お店側も、そのお店を利用する人たちも、少し安心して利用できるようになってくると思います。ただ、ワクチン接種できていないからといって入店拒否や、差別につながるようにはなってほしくないです。せっかく開発されたこのアプリの使い方、間違った使い方にならないようにしてほしいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。また、次の記事も読んでいただければ幸いです。